マンション管理士シリーズ 10
マンション管理士の今後は、どの業界でも見られるが、プロのマンション管理士として業の成り立ちを目指すマンション管理士と、そうでないマンション管理士の2極化がより進むことになるのではないか。それだけに、マンション管理士という肩書きが、弁護士などのように社会的に一定のステータスを持つようになることは考えにくい。もし、業の成り立ちを目指すのであれば、マンション管理士という肩書きにはあまり固執しないほうがよいのではなかろうか。自分をマンション管理士としてアピールするのではなく、マンション管理士としての自分をどのようにアピールするかが大事であると思う。その上で、どのようなビジネスモデルで勝負をかけるのか、色々なアイデアを思いついたら、すぐに試してみる。何の仕事でもそうだと思うが、チャレンジを繰り返し、失敗から多くのことを学んだ者が勝者になれる。マンション管理士としてのビジネスは、まさにそのような世界だと思う。失敗を恐れずに是非、マンション業界の今後の成長のためにも、エールを送りたい。
【神田 将秀】
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