7月下旬、自動車部品などの製造メーカーの名古屋パイプ(株)(本社:愛知県知多郡東浦町、花井伸夫社長)が、行橋市の稲童工業団地に進出することになった。同社はパイプ製造会社で自動車をはじめとする産業用機械部品の製造が主体。新しい工場は今年中をメドに建設予定、また地元からの雇用を行なう予定である。もちろん、新たな雇用が生まれることに大いなる期待をしているのが実情である。
北部九州地区には国内自動車メーカーの工場が点在し、自動車部品製造会社の集積化も進んでいる。しかしながら当地域が自動車産業の一大生産拠点となるにはまだ課題は多い。ただし、今回の誘致のような成功例のほかに、また地場部品メーカーが参入した成功例もある。それぞれの取り組みに期待したい。
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