『エコ・リーフル』これは、広告代理店の(株)アド通QJ(本社:北九州市小倉北区堺町、野田 好宏社長)が大学生を対象に大学前で無料配布するB5版のルーズリーフの名称。(※同無料配布は10年1月から実施中)。
多方面からの調査で大学生は、B5版バインダー式ノート(用紙はB5版ルーズリーフ)を勉強に使うのが大半らしくそのルーズリーフ下部に広告を掲載し、無料で配布するというモノ。大学前でのみ配布する為、大学生や10代後半から20代前半の世代に向け広告を発信したい広告主のニーズにはマッチし、大学生は勉強に必要な消耗品が無料で入手できるメリットがある。
また、一部につき1円、環境保護団体に寄付され植林活動に役立つといったECO活動にも一役買っている。エコ・リーフル自体は再生紙、および植物性大豆インクを使用しており、環境に配慮しているのも特徴のひとつである。各大学での無料配布先は北九州・筑豊エリアで10,000部・福岡エリアで15,000部であるが、大学生の本分である勉強に、授業を記録したノートやルーズリーフをコピーして回覧したり交換したりを考えると広告としては、プラスαの期待も予測できる。
ECOという言葉に関係の薄かった広告業界から発信された『エコ・リーフル』。新しい広告媒体としても今後の発展に期待したい。
【荒瀬 拓生】
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