2009年4月、改正介護保険制度がスタートした。06年の大幅改正以来3年ぶりの実施で、とくに大きな改正はなかったが、介護従事者の処遇改善のための介護報酬改定が盛り込まれた。介護報酬に関しては03年のマイナス改定から数えてじつに6年ぶりのプラス改定(全体で3%)となり、関係者の期待を集めた(03年マイナス2.4%、06年マイナス2.3%)。その後、同10月から「介護職員処遇改善交付金」の制度が創設され、介護職員1人当たり1.5万円の処遇改善措置が図られている。2010年10月からはさらに一歩踏み込んだキャリアパス制度が実施される予定で、キャリアパス要件を満たしていない事業所に対しては減額措置がとられることになる。福岡県の取り組みを交えて、介護制度の課題と展望を探る。(⇒つづきを読む)
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