現在、コンクリートやアスファルトによるヒートアイランド現象が問題視されている。町中でも緑のカーテンなど様々なシーンで緑を活用したエコ活動への取り組みがよく見られるようになった。近年の住宅事情と併せて屋上緑化が広まっているが、施工費用が高い上、手入れが大変など、多くの問題を抱え、一般的には手を出しにくいのが現状。そこで福岡市早良区の吉村造園土木㈱九州営業所では超軽量で簡単に施工でき、手入れも不要で通常の屋上緑化と比較して費用を抑える事ができるという優れ物の苔「モスグラス」を販売し、注目を集めている。
同社のモスグラスは乾燥時2kg/m2、最大保水時12kg/m2、超軽量のため、高いビルでもエレベーターで資材を運ぶことが可能、同時に、耐荷重や灌水問題を解決し通常、出入りができない陸屋根にも施工ができるという。施工後のメンテナンスがまったく要らないため、長期の無降雨状態にも耐えることが可能。雑草も生えず、苔は光合成で生長するため肥料も必要ない。また、苔は1m2当り年間約230gのCO2を吸収するため、全国の屋上緑化助成金が受けられる。福岡市の場合:緑化面積1m2に付き1万円以内で助成金額の上限は百万円だ。
なお、モスグラスの販売価格は20,000円/m2、モスグラスの施工費用は3000円/m2。詳細は吉村造園土木(株)九州営業所 担当:川邉光正まで直接お問合せを(電話:092-517-6364、携帯:090-2185-1527)。
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