27日、国土交通省は、ダイハツ工業(株)(本社:大阪府池田市、伊奈 功一取締役社長)から届出があったダイハツ・ハイゼット計2型式402台のリコールを発表した。27日現在までで、同リコール対象車で事故は起きていない。
同リコール対象車で不具合があったのは、原動機(ハイブリッドモータ)。ハイブリッドモータの軸受け部において、加工機の管理不良による製造時の寸法のばらつきにより軸受けに過大な荷重がかかったものがあり、軸受けの発熱で当該軸受けのグリス(※1)が劣化するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、エンジンが停止するおそれがあるとしている。
なお、同リコールの措置として、使用者にはダイレクトメールなどで通知。自動車分解整備事業者には、日本自動車整備振興会連合会発行の機関誌に掲載するとしている。
リコール対象車の車台番号の範囲など、詳細については関連リンクを参照。
(※1潤滑油に増ちょう剤を加えたもので、常温では半固形状で温度を上げると液状になる潤滑剤)
▼関連リンク
ダイハツ:リコール届出一覧表(PDF)
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