一般社団法人太陽光発電協会は8月26日に、太陽電池セル・モジュールの出荷量を発表した。詳細は、以下の通り。
総出荷は55万3,717 kw(対前年同期比194.5%)であり、うち国内出荷が19万7,828 kw(出荷構成比35.7%、対前年同期比237.6%)、輸出は35万5,889 kw(出荷構成比64.3%、対前年同期比176.7%)。
輸出の内訳は、米国向けが68,305kw(対前年同期比210.3%)、欧州向けが25万6,003kW(対前年同期比179.7%)、その他が31,581kW(対前年同期比119.4%)となっている。
用途別国内出荷量では19万7,828 kwのうち住宅用が17万9,009kW(国内出荷構成比90.5%、対前年同期比232.6%)、公的施設用、産業・事業用とその他をあわせて17,773kw(国内出荷構成比9.0%、対前年同期比351.1%)となり、民生・電力応用商品は1,046kW(国内出荷構成比0.5%、前年同期比85.3%)。
前年同期比と比較して、総出荷が2倍近くに躍進し、国内出荷は200%を超える勢いで出荷が躍進している。また輸出も堅調で、世界的に太陽光への関心度が高まってきていることの証であろう。
今後の太陽光関連製品市場は、性能面や安全性がクリアになれば、商品および施工コストが安価な海外ブランドの商品との競合が激化することが予想される。国内ブランドの今後の販促における施策に注目したい。
【河原 清明】
◆住宅情報サイトはこちら >>
住宅情報サイトでは住宅関する情報を一括閲覧できるようにしております。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら