27日と28日の2日間、西日本最大の歓楽街・中洲(福岡市博多区)を舞台に繰り広げられたジャズ・フェスティバル「NAKASU JAZZ 2010」は大盛況のうちに幕を閉じた。主催者であるNAKASU JAZZ実行委員会によると、観客数は2日間で約5万人。
キャナルシティ博多、清流公園、貴賓館前、中洲大通に用意されたステージで、ジャズ・アーティストのライブが行なわれた(27日は清流公園と貴賓館前のみ)。普段は、男性客が中心の中洲だが、この2日間は家族連れや女性客が大勢訪れていた。周辺の一般飲食店における集客に大きく貢献したようであった。
特に盛り上がっていたのは、第2回となる今年から新たに設置された清流公園と貴賓館前のステージである。広いスペースにたくさんの観客がところ狭しと肩を並べて座っていた。また、28日、歩行者天国となってふたつのステージが設置された中洲大通のステージも負けじとジャズの熱演が繰り広げられ、中洲の街全体が、ジャズで満たされた。
なお、同実行委員会では、来年も引き続きジャズ・フェスティバルを行なう予定である。
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