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(株)山一物産 じんだ煮と創作ちりめんで北九州のイメージアップ
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2010年8月30日 16:01

 「じんだ煮」とは、北九州地方の小倉藩主となった小笠原氏が好んで食べたと言われている保存食だ。これは、イワシ・サバ・ちりめん・赤貝を「ぬか」で炊いたものであり、北九州市民の郷土料理として、代々伝えられている。

 (株)山一物産(北九州市門司区、井上 攻代表)の「じんだ煮」は、産地より直送した魚を、鮮度が落ちる前にさばき、50年以上前から受け継がれている熟成された「ぬか」に秘伝の調味料を加え、時間をかけて大釜で煮込む。「小倉美人の素」とも言われ、老若男女を問わず、好んで食べ続けられているおふくろの味だ。
 「地元の名品をつくり、地元に愛される企業になりたい」と語るのが、取締役次長の井上泰三氏。同社の創作ちりめんは、常温保存ができるため、北九州のお土産としても重宝されているという。また、同社の「じんだ煮」は、2007年度『北九州市食の認定ブランド』に認定された。「じんだ煮」と「創作ちりめん」で北九州のイメージアップを図る。それが同社の目標である。

じんだ煮創作ちりめん

【荒瀬 拓生】

<お問合わせ先>
(株)山一物産
TEL:093-372-7939(代表)
URL:http://www.yamaichi.info/


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