８月30日付けで山口地裁下関支部へ破産手続を申請、同日破産開始決定を受けた下関市のネット家電販売の（株）シモカネ。本社ビルには「告知文」と題された張り紙がしてあり、破綻の知らせを聞いた取引業者がひっきりなしに訪れていた。負債総額は約37億8,000万円。同社の破綻の与える影響は大きい。
　インターネット黎明期より通販事業を行なっていた同社の名前は、山口県内だけでなく、全国的にも知られており、ピーク時は100億円に迫る売上高を計上していた。そのような同社がなぜ破綻を向かえたのか、次回以降に連載していく。

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