11月14日に投開票が行なわれる福岡市長選に、立候補予定者として、思いもかけぬ名前があがっている。それがKBC九州朝日放送のアナウンサー、高島宗一郎氏(35)。関係者によると、自民党が擁立する推薦候補として検討されており、高島氏本人も「2、3日中には決めたい」と、話しているという。
同党は、すでに報じられている通り、地場企業の経営者を擁立しようとして失敗。水面下で交渉を続けていた大学教授にも断られた。お次は福岡選出の国会議員もしくは地方議員か。さまざまな名前が浮かんでは消え、「このまま候補を立てないのでは」とさえささやかれ始めていた矢先のことである。
とはいえ、高島アナはKBCの社員。市長を目指す以上、職を辞さなければならない。看板番組で活躍する人気アナだけに、同局への負担も少なくはないだろう。そこで、KBC広報へ局内の状況を聞いたところ、のちに"かなりの情報通"と自称した社員から「それは本当ですか?」と逆に根掘り葉掘り質問された。どうやら、まだトップシークレットのようである。
テレビ番組を通して、福岡市民における知名度では抜群と言える高島アナ。出馬となれば、同市長選の構図は大きく変わることになるだろう。はたして、本当に出馬するのだろうか。ここ数日間は目が離せない。
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