NET-IBニュースは、7日から、経済小説「大倉マン奮闘記」を連載する。
日本の商社マンが、所狭しと世界を飛び回っていた時代――。1874年に日本で初の海外支店をロンドンに開設した伝統ある商社・大倉商事。その一員として、貿易事業に携わったひとりの商社マン・御厨幸弘氏が当時の様子を回想する。
中南米、ドイツ、イギリス、イラン、中国を舞台に、東西冷戦、イラン・イラク戦争、激変する世界情勢のなかで、御厨氏は何を見てきたのか。そして、1998年8月に破たんした大倉商事。その背景にあったものとは...。
原作者・御厨氏より
「はじめまして。今回、データ・マックス様から御企画をいただいた御厨です。NET-IBニュースの読者の皆さまには、私の海外ビジネス体験談を通し、昔、日本の商社マンの誰もが持っていた心意気をお伝えしたいと思います。海外ビジネスの重要性が増す昨今、経営者の皆さまや、これから社会へ飛び立とうという若者たちにとって、その一助となれば幸いです」。
<原作者プロフィール>
御厨 幸弘 (みくりや ゆきひろ)
1952年9月4日佐賀県生まれ。71年、佐賀県立北高校卒。77年、東京経済大学経営学部を卒業し、大倉商事(株)へ入社。数々の海外駐在勤務を経験する。93年、同社を退社し、(株)岩田屋の子会社にあたるiDSトレーディング(株)へ入社。95年、同社を退社し、96年、(株)ミックコーポレーションを設立。現在に至る。
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