景気低迷の影響で販売が落ち込んだ国内新車販売台数をカバーするために創設されたエコカー補助金制度。この制度は、今年9月末までの期限付き制度であり、締め切りが迫っているなか、各社とも販売合戦を繰り広げてきた。しかし、当然ながらエコカー補助金制度にも予算は限られている。駆け込み需要で5,837億円の予算が期限を待たずに底を尽くと言われている。
もともと、この制度は一定の燃費基準を満たした新車を購入する際に、最大で25万円を支給する制度。2009年4月に導入、今年3月末までの期限であった。しかし、状況を鑑みて、今年9月末まで延期されていた。
先月、筆者は自宅近くの販売店を訪れた。その際、営業担当者から「今購入したら、おそらく補助金がでると思いますが、数日後では約束できません」と言われた。
駆け込み需要のすごさを物語るエピソードである。
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