7日、下関市議会経済委員会は豊北地区の「道の駅」工事契約議案の採決を見送った。その理由は、8月に経営破綻したネット家電販売のシモカネが市から借り受けた土地で運営していた立体駐車場を無断で第三者に譲渡した問題が発生したためだ。
同委員会が指摘した点は以下の3つ。
(1)豊北地区の「道の駅」建設において、共同企業体を構成するシモケン(株)は同駐車場の借地契約においてシモカネの連帯保証人であること。
(2)シモケン代表の真部秀昭氏がシモカネの取締役であったこと。
(3)シモカネがおよそ525万円の駐車場借地料を滞納していること。
対応策として市側は7日、シモケンに対して駐車場借地料滞納分の支払いを今月17日を期限に請求した。
関係筋からは「シモケンは今回の支払いに応じるようだ」とのコメントを得た。同社の動向に注目が集まる。
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