7日、経済産業省は、山形県の保育園の厨房で6日に、一酸化炭素中毒が発生し、同保育園のスタッフ4名が軽症を負ったことを発表した。事故当時、軽症を負った4名のスタッフは、同保育園の厨房で作業を行なっていたが、保育園児には被害はなかったという。
事故原因は、厨房内でガスこんろを覆う程の大きな鍋を使って調理をしていたこと。また、換気装置が稼動していなかったことから、ガスこんろの不完全燃焼により発生した一酸化炭素が、室外に排出されずに事故が発生したものと推定しているが、詳細は、現在確認中としている。
なお、同省はガス機器を使用する際の注意として、ガスこんろを覆うような大きな鍋や鉄板を使用しないこと、また、ガス機器の使用中は、必ず換気扇を回すように呼びかけている。さらに、「不完全燃焼刑法機能付きガス漏れ警報機」の設置を勧めている。
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経済産業省:山形における一酸化炭素中毒について(PDF)
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