福岡地場ゼネコンA社は、2008年、09年と2期連続して当期赤字を計上した。借入金は前年度より若干増加、自己資本額はわずかながら減少した。一見すると前向きな要素はない。
ところが、財務体質は格段に強くなった。当期赤字である一方、経常利益は毎期必ず数千万円以上を計上している。09年9月期には土地が約5億円減少し、現預金が約4億円増加していることを考慮すると、資産処分して損失を計上し、税金によるキャッシュアウトをなくして現預金を積み増したと見られる。結果的に現預金が32%も増加した。
地場にも強いゼネコンはいくらでもある。ある建設業界関係者は「ゼネコンがつぶれない理由が分かった」とも指摘する。それを解明するカギとA社の答えは、弊社発刊の『ゼネコンレポート2010年版』に掲載。
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