13日、経済産業省は、エプソンダイレクト(株)(本社:長野県松本市、吉崎 宏典社長)が、2008年10月から10年7月まで販売したノートパソコン「Endeavor NJ3100」のリコールを発表した。
同リコールは、同製品で発煙する火災が10年7月7日に発生したためである。
同火災事故の原因としては、同製品のリチウムイオンバッテリーパックの製造工程で、バッテリーパックの制御基板に実装された部品の取り付け方向に間違いがあり、バッテリーに異常が生じたとき、保護回路が正しく動作しなかったことが考えられている。
このため、同社は、事故防止のため、使用者への周知を行ない、きのう(13日)から部品を正しく取り付けたバッテリーパックと無償で交換を行なっている。
なお、同社は、バッテリーパックの交換が終了するまでの間、本体のパソコンからバッテリーパックをはずし、ACアダプターを接続した状態での使用を呼びかけている。
リコール対象となるバッテリーパックの製造ロット番号などの詳細は、下記の関連リンクを参照。
▼関連リンク
⇒経済産業省:エプソンダイレクト(株)が製造したノートパソコン用リチウムイオンバッテリーに関するリコール(無償交換)について(PDF)
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