事業再生ADR手続において経営再建中の(株)丸和は13日の取締役会において、来年5月ユアーズとの合併で丸和株主にユアーズ株を割り当てることを決定。本日(14日)開催の第2回債権者会議では、上記の件を含めた事業再生計画の修正案の協議がなされたとみられている。割当比率や合併比率は未定であるが、今後、10月22日に開催予定の第3回債権者会議で全金融機関の合意による成立を目指す。
丸和は今年6月末、事業再生ADR(裁判外紛争解決)を申請。赤字店舗の閉鎖など再建に努めているが、2011年1月期の中間期決算(連結)は、売上高は前期比▲9.6%の170億4,500万円。利益面は、店舗の閉鎖損や構造改善費用を特別損失として計上したことで、8億5,900万円の最終赤字となっている。
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