NET-IBニュースで連載を続けてきたナチュラルグループ本社(東京都港区)が7月に続いて今月、ふたたび大きなヤマ場を迎えようとしている。今月はヴィンテージ酵素の償還日に当たる月。同社は逼迫する資金繰りに奔走している最中だと言われている。
「欠品商品がある」と消費者の不満を裏付けるように、れい明会からの商品供給がストップしている商品もある。現金支払いを条件に取引を再開しようという各社の動きもあるなか、「金は底をついている」との関係者の投げやりな弁。すでにアニューを抜けて独立する店舗も出ており、複数の健康食品卸業者に対して新規取引の問い合わせも増えている。なかには実際に契約に至ったケースもある。
一方、ナチュラルグループ本社からの健食卸大手への接触も図られている。まだ現場レベルにおける調整段階のようだが、卸のほうでは「(アニューの)新たな体制が確立した上での話」と慎重な構えを見せている。
【田代 宏】
◆健康情報サイトはこちら >>
健康情報サイトでは健康・食に関する情報を一括閲覧できるようにしております。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら