(株)ハヤシ
苦境にあえぐ老舗企業
(株)ウィッシュ
大口の不良債権が発生
■機械器具設置工事(福岡)/(株)西村機工
採算割れ 決済不調
代 表 : 西村 明治
所在地 : 福岡県大牟田市四山町80-24
設 立 : 1984年8月
資本金 : 2,900万円
年 商 : (09/6)5億7,021万円
弊誌7月29日号「アラーム」ほかにて既報の同社は、9月6日の決済が不調に終わった。現在、工場は操業を停止しており、西村代表は弁護士の選定も含めて事後処理の検討中とされている。
■内装工事(福岡)/(株)ディーペック工房
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約6,000万円
代 表 : 藤田 裕一
所在地 : 福岡市東区筥松1-13-9
設 立 : 1994年11月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (09/10)約9,000万円
9月8日までに、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は松原妙子弁護士(警固法律事務所、福岡市中央区警固2-12-12、電話:092-724-7600)。負債総額は約6,000万円が見込まれる。
■サイン工事ほか(鹿児島)/(株)タカラ建装社
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約4億8,000万円
代 表 : 本田 康男
所在地 : 鹿児島市高麗町40-8
設 立 : 1974年12月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/6)8億7,007万円
9月7日付けで同社は破産手続申請の準備に入った。担当は福元紳一弁護士(福元法律事務所、鹿児島市金生町7-8、電話:099-225-0100)。負債総額は約4億8,000万円が見込まれる。
■管工事(大分)/(有)豊和設備
受注不振 債権者判明 負債総額 約1億1,000万円
代 表 : 三原 惠祐
所在地 : 大分市田尻960-148
設 立 : 1988年8月
資本金 : 400万円
年 商 : (09/7)約1億200万円
8月10日に大分地裁から破産手続開始決定を受けていた、同社の債権者が判明した。申請代理人は須賀陽二弁護士(須賀陽二法律事務所、大分市中島西1-2-24、電話:097-533-7676)。破産管財人は松田健太郎弁護士(まつだ総合法律事務所、大分市中島西1-1-28、電話:097-535-1515)。負債総額は約1億1,000万円が見込まれる。
■特集・東京レポート 流通外資の現場を行く
攻勢に出る欧米大手 低価格で消費者つかむ
米国ウォルマート、同コストコ、英テスコ、独メトロ、蘭イケアと、世界の流通大手が堰を切って日本市場に攻勢をかけ始めた。データ・マックスは8月下旬、外資の進出状況を視察するため、首都圏に記者を派遣した。
○賑わうコストコ
○デザインで人気のイケア
○独メトロ、一気に3店
■特集・東京レポート 流通外資の現場を行く
知られざるテスコの野望 のろまな亀から音速ジェットに
ウォルマート(米)、カルフール(仏)に次ぐ世界3位の座を争うテスコ。7年前の進出以来日本で目立った動きがなかった同社だが、ここに来て猛烈な勢いで首都圏を席巻し始めた。その勢いは、全国を視野に入れていることは疑いようもない。
テスコジャパン(株)
代 表:マイケル・フレミング
所在地:東京都中央区築地6-19-20
設 立:1947年6月
資本金:3億5,275万7,100円
○半年間で26店舗の猛烈出店
○ディスカウントプラス 付加価値で勝負
○日本一の小売業を目指す
■特集・東京レポート 流通外資の現場を行く
ウォルマート化完了の西友 業績回復は手間取る
小売業世界最大手、米国ウォルマート・ストアーズ傘下の西友。昨年「合同会社」に移行し、業績がさっぱりわからなくなった。はっきりしているのは、西友色が一掃され実質的に「ウォルマート・ジャパン」になったことだ。
合同会社 西友
代 表:野田 亨
所在地:東京都北区赤羽2-1-1
設 立:1963年4月
資本金:1億円
○"ウォールマート・ジャパン"に
○安くない売価
○企業文化の移植終える
○評価はこれから
■特集・東京レポート 流通外資の現場を行く
ディスカウントリテイラーの雄 ウォルマートが本領発揮開始
世界最大の小売業として君臨するウォルマート。2002年にスーパーの西友と業務提携し、その後、西友がサニーなどを傘下に収めたことで、全国にそのノウハウを拡大した。07年に西友改革に着手すると、09年には持ち株会社を設立。
○西友改革を通じ低価格で日本市場をリードする
○海外調達率は10%程度 NBとの取り組みがカギ
○シェア1%からの脱皮 買収戦略の迅速化がカギ
■企業アーカイブ
阪急を迎え撃つ 福岡県内百貨店の競争力
百貨店大不況のなか、「JR博多シティ」に進出する阪急百貨店の来年3月の開業まで約半年。新博多ビルという好立地と九州新幹線鹿児島ルートの全線開通もあり、天神一極集中の流通地図は塗りかえられることになるだろうか。
○店舗効率は岩田屋がナンバーワン
○店舗効率は岩田屋三越より博多大丸が上
○新風を吹き込むJR駅に進出する百貨店
○最大の強みは天神地区への一極集中
■企業クローズアップ
コージェネレーションを核とした 循環型環境リサイクルシステム
パーキテック(株) 取締役社長 吉田 哲夫 氏
「IH炊飯プラント」や「食品残さ飼料化プラント」など、コージェネレーションを核とした事業を展開している広島市のパーキテック(株)。同社の大きな特徴として、コンソーシアム方式で事業ごとに最適なチームを組むスタイルがあげられる。同社取締役社長の吉田哲夫氏にお話を聞いた。
所在地:広島市東区戸坂千足2-10-17
設 立:1996年4月
資本金:1億円
○コンソーシアムで最適なチームを結成
○食品残さを循環利用 環境リサイクル分野へ
○上場も視野に入れ ピカピカした会社に
■企業クローズアップ
循環型の社会を目指して 環境とエネルギー分野に特化
パーキテック(株)
パーキテック(株)は設立以来、「熱」「エネルギー」を核にして事業を展開してきた。近年では、ここに「環境リサイクル」というキーワードが加わり、新たなステージへと進んでいる。本編では、同社の技術的な部分での事業展開について見ていく。
○コージェネを核に展開
○環境分野への進出
○環境とエネルギーに特化
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