16日、11月14日に投開票が行なわれる福岡市長選挙において、みんなの党が中立の立場をとり、党員については自由投票となることが分かった。
すでに同党本部へ推薦願を出したのは3人。元市教育長・植木とみ子氏(61)と元予備校講師・飯野健二氏(49)、それに加えてもう1名、正体不明の「ミスターX」である。
飯野氏によると、みんなの党本部から誰にも推薦を出さない姿勢であることを通知する文書が届いたとのこと。同党福岡県広域第1支部長の石橋一海氏に確認したところ、確かに同市長選においては、中立の立場で自由投票となるという。
7月に行なわれた参議院議員選挙では、同党幹事長の江田憲司氏が「ホップ・ステップ・ジャンプ戦略」と題し、参院選の次に2011年4月に行なわれる統一地方選挙を「ステップ」に位置付けていることを公言していた。同党広域第1支部においても、統一地方選に全力を傾ける方針である。
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