昨年11月にオープンした「黒崎おもてなしステーション」が最近、話題になっている。
同ステーションは、コーヒーやミネラルウォーターの無料サービスなどが提供され、トイレも利用できる八幡西区黒埼商店街の案内所である。「高齢者同士の横のつながりを作る拠点とイベントや講習の企画、情報発信を色んな世代にできるコミュニティになって黒崎商店街を盛り上げます」と語るのは黒崎連合商店街振興組合 黒崎商店街活性化事業部(通称:黒活事業部)キャプテンの林 克彦氏。林氏たちが企画運営するイベントスペースKUROSAKI(八幡西区黒崎2-8-7長島ビル1F)で行なう地産地消・物産展催事は特に人気だという。今後も集客効果の高い企画を運営し、まずは黒崎商店街のファンを増やして商店街にある点と点を"線"にしていきたいのだそうだ。
かつて『鉄の街』を背景に栄えた黒崎。その華やかな頃の黒崎を良く知る林氏たちだからこそ「黒崎は必ずにぎわいを取り戻せる街」との思いは誰よりも強い。
どこの商店街にも昔は、人と人の縁のつながりが自然にあったように思う。しかし今は、それを意識的に誰かが作っていかないと衰退していくのかもしれない。
今後の黒活事業部の活躍に期待したい。
【荒瀬 拓生】
<問い合わせ先>
黒崎おもてなしステーション
Tel:093-621-6924(代表)
くろさきナビ
http://www.kurosaki-navi.com/index.php
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