17日、日本タングステン(株)(本社:福岡市博多区、馬場 信哉社長)は中国に新たな連結子会社を設立すると発表した。照明用、事務機器用などのタングステン線・棒製品が中国・インドなどの新興国で市場が急速に拡大しており、成長市場でのさらなる事業拡大とスピーディーな経営の意思決定を図るため。
今回の子会社設立に伴い、中国地域でタングステン線の製造販売を行なっている関連会社・四平日本タングステン有限公司(中国吉林省)は解散する。
なお事業開始が当事業年度後半になるため、11年3月期決算への影響は軽微。また関連会社解散に伴う当期業績への影響については、過年度決算で出資金評価損等を計上済みであり、大きな影響はないとしている。
<設立する子会社の概要>
商 号:四平恩悌環球高新技術材料有限公司(仮称)
所在地:中国吉林省四平市北二路565-2
設立年月日:10年11月(予定)
営業開始年月日:11年1月(予定)
主な事業の内容:タングステン線・棒製品の製造販売
資本の額:1,100万人民元(約1億4,000万円)
出資持分:日本タングステン(株) 51%/四平環球タンモリ有限公司 49%
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