9月27日に民生法の適用を申請したセルコム(株)。ウォーターベッドや低周波治療器などで相応の知名度を有し、10年程前は年商27億円を数えた同社も、近年の業績は低迷。09年9月期の売上高は3億2,091万円にまで下落していた。当然ながら資金繰りも悪化し、民生法下での再建を目指すこととなった。
そのセルコムに対し、スポンサーとして名乗りをあげているのが「皇潤」で知られる(株)エバーライフ(福岡市中央区)だ。同社の保有する技術を高く評価し、当面の資金として1億円を用意しているとのこと。
九州大学との産学共同研究で生み出されたリラクゼーション・ダイエット・システム「ピュアスリム」など魅力的な商品群を擁するセルコムだけに、再建の行方が注目される。
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