（株）鶴田工業
大幅赤字を露呈

（株）菊竹金文堂
老舗書店の復活なるか

■普通銀行（東京）／日本振興銀行（株）
初のペイオフ適用　民事再生法適用申請 負債総額 約6,194億7,100万円

代　表 ： 小畠　晴喜
所在地 ： 東京都千代田区神田司町2-7
設　立 ： 2003年４月
資本金 ： 182億7,221万1,000円
経常収益 ： （10/３）331億4,300万円

　９月10日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し保全処分命令を受けていた同行は、９月13日に民事再生手続開始の決定を受けた。申請代理人は多比羅誠弁護士（東京都中央区銀座8-9-11、電話：03-3573-1578）ほか。また、同行は金融庁より「金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分」を受け、預金保険機構が金融整理管財人に選任された。負債総額は約6,194億7,100万円が見込まれる。

■不動産（福岡）／ヤハタ（株）
販売不振　破産手続申請準備中 負債総額 約１億8,000万円

代　表 ： 平田　正弘
所在地 ： 福岡市早良区曙1-6-5
設　立 ： 1992年９月
資本金 ： 1,300万円
年　商 ： （09/６）約２億500万円

　９月８日、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は用澤義則弁護士（福岡舞鶴法律事務所、福岡市中央区舞鶴2-4-13、電話：092-715-6725）。負債総額は約１億8,000万円が見込まれる。

■塗装・防水工事（福岡）／（株）たくみ
採算割れ　破産手続開始申請 負債総額 約１億2,000万円

代　表 ： 安藤　芳郷
所在地 ：福岡市博多区千代4-5-1
設　立 ： 1993年12月
資本金 ： 1,000万円
年　商 ： （09/８）２億2,882万円

　弊誌３月11日号「ワンポイント」ほかにて既報の同社は、９月３日、福岡地裁に破産手続開始を申請した。申請代理人は鬼塚恒弁護士（萬年総合法律事務所、福岡市中央区赤坂1-15-33、電話：092-751-5006）。負債総額は約１億2,000万円が見込まれる。

■機械器具設置工事（福岡）／（株）西村機工
【続報】　破産手続申請準備中 負債総額 約６億4,000万円

代　表 ： 西村　明治
所在地 ： 福岡県大牟田市四山町80-24
設　立 ： 1984年8月
資本金 ： 2,900万円
年　商 ： （09/６）約５億7,000万円

　弊誌９月13日号「モルグ」にて既報の同社は、９月10日までに破産手続申請の準備に入った。担当は中野和信弁護士（弁護士法人しらぬひ・不知火合同法律事務所、福岡県大牟田市不知火町2-1-8、電話：0944-57-6311）。負債総額は約６億4,000万円が見込まれる。

■食料品卸（佐賀）／（有）北村商事
【続報】　債権者判明 負債総額 約１億5,000万円

代　表 ： 北村　佳信
所在地 ： 佐賀市開成3-3-37
設　立 ： 1984年６月
資本金 ： 350万円
年　商 ： (09/５)約４億円

　弊誌7月5日号「モルグ」にて既報の同社は、８月31日に佐賀地裁から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は牟田清敬弁護士（牟田法律事務所、佐賀市中の小路7-21、電話：0952-22-4489）。破産管財人は永尾竹則弁護士（大川法律事務所、佐賀市白山1-4-28、電話：0952-25-5432）。負債総額は約１億5,000万円が見込まれる。

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■特集・金融最前線（上） 銀行のジレンマ
中小企業が抱える問題を提起　金融機関に求めるもの

円高が進み、刻々と変化する世界経済のなか、国内の中小企業を取り巻く金融情勢は厳しさを増している。今回は各方面でご活躍の５名の方々に、金融機関に求めるものとは何かについて討論していただいた。

【参加者】
アジア太平洋マネジメント 代表　　青木　道生　氏
（株）コーリンプロジェクト 代表取締役　　高木　　晃　氏
広瀬公認会計士事務所 所長　　広瀬　隆明　氏
福岡スプリットン工業（株） 代表取締役会長・C.E.O.　大庭　和巳　氏
山下直勝税理士事務所 所長　　山下　直勝　氏

■特集・金融最前線（上） 銀行のジレンマ
日本振興銀行のブラックホール　クーデターと鮎川純太氏の影

日本振興銀行のペイオフ発動、民事再生法の申請を受けて、次なる焦点は振興銀行から融資を受けている「中小企業振興ネットワーク」に移った。振興銀行が債務超過に転落することを防ぐために利用したのが、木村剛前会長（48）＝銀行法違反（検査忌避）罪で起訴＝が理事長を務める「中小企業振興ネットワーク」の親密企業群だったからだ。

○融資の引き換えに株式を保有
○執行役が決起したクーデター事件
○債務超過転落を防ぐため会員企業を利用
○第三者割当増資を引き受ける
○日産コンツェルン創始者の末裔
○受け皿になった鮎川グループ

■流通大競争時代
イズミ、低価格業態に進出　うきはに１号店開設

（株）イズミが低価格の新業態の育成に乗り出している。９月３日、うきは市吉井町にディスカウント（DS）業態の１号店を開設した。新店が軌道に乗れば、不振の既存店をDSに転換する。主力の「ゆめタウン」の新規出店が難しくなっており、成長力を維持するのは新分野を早急に育成することが欠かせない。

○小商圏で高シェア狙う
○新たな成長戦略の柱に

■恩田の深層WATCH
外資の土地買収に潜むもの　姿を現したゴーストたちの狙い

一昨年あたりから一部メディアの俎上にのぼり始めたのが、外国資本による日本の土地買収。それも投資目的が明白な都市部ではなく、離島や片田舎のゴルフ場、あるいは山林だ。とくに目立つのが、中国資本による森林買収の噂。

○這い寄る外資の影
○侵食される国土
○日本消滅の危機

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