立候補を予定している7人のうち、6人が「ツイッター」を活用している福岡市長選。各候補予定者とも、HP上でも自分の「ツイッター」を公開するなどして、情報発信を競い合っている。
そのなかでも躍進著しいのは、元KBCアナウンサー・高島宗一郎氏(35)。フォロワー(IDを登録してくれた人)の数では、今年春頃から本格的に「ツイッター」上の活動を展開していた元予備校講師・飯野健二氏(49)の5,127より少ない3,516。しかし、立候補意思を表明した時と比べると、2倍ほど増加している。
また、優先的にコメントを閲覧できるようにする「リスト登録」の数は、343と現在トップを走っている。なお、高島氏は、20日、福岡市中央区天神で、学生・ネット利用者を中心に結成されたフォローメンバーズとともに自らフォロワー登録を呼びかける街頭活動を展開した。
そのほかの候補予定者、元福岡市議・荒木龍昇氏(58)、西福岡・糸島民主商工会事務局長・有馬精一氏(59)、元福岡市教育長・植木とみ子氏(61)、元佐賀市長・木下敏之氏(50)<50音順>らも、積極的に「ツイッター」上で発言している。
なお、フォロワー数が低くともHP上などで公開することで、実際のフォロワー数よりも多くの人に書き込んだコメントを見てもらうことができる。現在、NET-IBニュースのトップページにも『つぶやき福岡市長選!!』として、6人の候補予定者のツイッターを閲覧できるようにしている。
対する現職・吉田宏氏(54)は、8月10日にHPを開設。ブログや市民へ向けたメッセージ動画があるものの、インタビュー、ビジョンなどのコーナーは準備中となっている。他候補予定者の情報発信量と比較すると、一歩出遅れている感は否めない。これからはたして、ネット上での追い上げがあるのだろうか。
※「ツイッター」のデータ、各候補予定者HPの状況は24日午前8時のもの。
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