市民ボランティアのなかには、名古屋市外から駆けつけ、活動のサポートをしている人も多い。三重県から単身乗り込んできたという、元ペンション経営者の鈴木保子さんもそのひとりだ。
Aさんは、一宮市在住の大学4年生。彼女は、有権者一人ひとりの意識を変えることが大事だと考えている。
投票率が低い割には文句を言う人が多いと思います。3割から5割の投票率なのに、文句は言うだけ言う。そうじゃなくて、自分で考えて意見をもって、「政治は自治体がやってくれる」というのではなく、「自分がなんとかしよう」という気持ちがないと変わらないと思います。結局、法律が変わっても人の意識が変わらなければ何も変わりません。
その意識を変えようという大規模な署名活動は、全国で初だと思いますし、そういう場に自分も携わりたいと思ったのが参加した理由です。
とりあえず、河村市長の事務所に「何かお手伝いさせていただきませんか」と電話をかけて、署名活動をやっている場所を教えてもらって来ました。
(つづく)
【山下 康太】
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