24日、(株)南日本銀行(本社:鹿児島市、森 俊英頭取)は元嘱託職員による不祥事件が発生したと発表した。
それによると元嘱託職員(35歳)が同行在籍中、08年1月から10年7月までの間、勤務していた宮崎支店において、自己の借入金返済に充当するため顧客から預かっていた金員を着服および流用していたことが、行内監査により10年8月12日に判明したとしている。
同事件による着服金額は1,100万円、流用金額は100万円の合計額1,200万円で、同行では被害を受けた顧客に対し被害額全額を返還する。
また元嘱託職員については、10年9月7日付で懲戒解雇処分とし、既に警察への通報を行なったとしている。
この件について同行では「今回の事件を厳粛に受け止め、再発防止に向け内部管理態勢の充実・強化に努めますとともに、信頼回復に向けて、役職員一同、全力で取組んでまいります」とコメントしている。
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