27日、イオン九州(株)(本社:福岡市博多区、岡澤 正章社長)は、11年2月期 第2四半期決算(非連結)を発表した。
当第2四半期累計期間の営業収益は前年同期比3.7%減の1,250億3,200万円、経常損失は3億400万円(前年同期に比べ16億9,200万円改善)、四半期純損失は4億3,600万円(前年同期に比べ8億8,100万円改善)となった。
第2四半期会計期間(5月21日~8月20日)の既存店客数が、前年同期に比べ99.4%と回復傾向となった。既存店売上高は98.2%と低価格戦略を進めたことによって、当初の計画通りに推移したとしている。
しかし春先の低気温の影響を受け、春物衣料や園芸関連商材の売上が伸び悩んだことにより、当第2四半期累計期間の既存店売上高は前年同期比96.9%となった。
売上総利益では、継続的な在庫削減や売価変更の削減の取り組みを進めた結果、売上総利益率は26.9%となり、前年同期に比べ0.5ポイント改善した。
経費面では、コスト構造改革に努め、店舗運営コストの見直しによる設備費の削減などにより、販売費および一般管理費で前年同期に比べ26億4,200万円の削減ができたとしている。
店舗展開では、サイクルショップについては路面店として3月に「イオン サイクルショップ南ヶ丘店」(福岡県大野城市)、7月に「イオン サイクルショップ屋形原店」(福岡市南区)を開店。またショッピングセンター内への展開として3月に「イオン戸畑ショッピングセンター」(北九州市戸畑区)内に1店舗を開店した。
総合スーパーについては、4月に「戸畑サティ」を「イオン戸畑ショッピングセンター」と名称変更しリニューアルオープンした。
ホームセンターについては、今までの品揃えと価格を見直し新しいスタイルのホームセンターとして6月10日に「スーパーワイドマート佐伯店」(大分県佐伯市)を開店した。
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