北九州市門司区、鹿児島本線の起点である門司港駅近くに平成19年事務所法人化した税理士法人 TAパートナーズはある。
本田源治税理士(80代)、二十歩義孝税理士(70代)、相浦圭太税理士(30代)を中心に17名のスタッフでその事務所は運営されている。30代の相浦氏に役割を聞いた。「役割分担は明確です、本田氏と二十歩氏は長年の活動の中で地場のお客様から強い信頼を築きあげており、安定した事務所経営を展開できるので私はいわゆる"攻め"の経営を担当しています。」と語る。具体的には関与エリアを広げたりIT環境の整備やツールの導入を行い電子申告の対応をはじめたりとフットワークの軽さや情報収集力を活かして仕事をしている事が伺い知れる。
そして、同氏が今最も、力を入れている分野が相続関連だ、高齢化が進む現在を反映しているといえよう。主な活動としては月1回ペースで無料セミナーを開催。参加者は金融機関や保険業界の営業担当者などのいわゆる相談される方の立場の人が多いそうだ。そういった人からの相談は経験値になるし、つながりを作る意味でも基本的に無償で対応しているという。現在は不動産業界や金融機関、司法書士などとのネットワークも構築し、知識を共有する事でトータル的な視点で最善のアドバイスを提供し、顧客満足を得ている。
税理士法人 TAパートナーズの名前の由来は2つあり、ひとつは「Tax&Accountant」そしてもうひとつは「Three Arrows(3本の矢)」。これは本田氏と二十歩氏、相浦氏の3人の能力が集まった事務所である事を示す。今後も経営や相続で悩む人たちの起点となりパートナーと力を合わせさまざまな案件を解決していってほしい。
今後の税理士法人 TAパートナーズの活躍に期待したい。
【荒瀬 拓生】
<問い合わせ先>
税理士法人 TAパートナーズ
TEL:093-322-1313(代表)
URL:http://www.tapartners.or.jp
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