9月28日に茨城県住宅供給公社が、水戸地裁に破産手続開始を申請した。負債総額は、現時点で546億2,600万円である。
財務面で既に316億円の債務超過に陥っていた。都道府県や政令市にある全国51の住宅供給公社で破産は初めてで、バブル期に購入した土地の売れ残り、更には地価下落で損失が拡大したことが最大の要因である。また破産処理に伴う茨城県の負担額は、670~680億円とされ、県民一人当たりの負担は約2万円である...(⇒つづきを読む)
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