(株)活亜興(宮崎県小林市、代表取締役:大久保靖章)はこのほど、省エネボイラー『エコ・アイ』を発売した。同品は、水を電気分解して発生させた水素・酸素混合ガスを利用した新燃料燃焼システムとして注目されている。実験による実測値でCO2濃度6.0%(重油12%)を計画、今までにないクリーンで優れた燃焼力を発揮する。従来の化石燃料システムと比べて、重油・LPG共に大幅なコストダウンが図れるほか、使用時に必要量だけガスを生成・燃焼する方式のため補完や備蓄も必要ない上、常に安定したエネルギーの供給でイニシャルコストへの投資も短期間で回収できる。実際に、長崎市高島町にあるトマト園では、設置後の燃料費が55%削減できたという。
また、低炭化水素酸素ガスは、ガス内に酸素を含んでおり外部空気を必要とせずにほぼ完全燃焼し、SOxを排出することもない。
2008年6月、経済産業省は「カーボンフットプリント制度の実用化・普及推進研究会」を設置、エコプロダクツ2008を経て企業の製品・サービスにおけるカーボンフットプリント表示などの積極的な取り組みが行なわれている。同品はCO2・NOxを削減する未来のエコエネルギー生成燃焼システムとしてこのような取り組みに大きく貢献できるだろう。
銭湯・スパなどの温浴施設やゴルフ場、温水プール、介護・福祉施設、農業用ハウスの暖房、製茶・乾物等の加工場、クリーニング、コンクリート2次製品、タービンによる自家発電、産業廃棄物処理燃焼施設ほか、さまざまなケースでの応用が期待できる。
同品は10月1日、2日に延岡市内で開催される「みやざきテクノフェア」に出店される。
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(株)活亜興
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