17日朝、福岡市長選(11月14日投開票)に立候補を予定している元KBCアナウンサー・高島宗一郎氏が、福岡市西区姪浜駅南口で朝の駅立ちを行い、通勤・通学する市民にあいさつを行なった。
朝6時30分ごろから始まった朝の駅立ちでは、高島宗一郎夫妻が揃ってあいさつを行ない、応援にはボランティアの学生のほか、自民党市議団も駆けつけた。駅に向かう市民の高島氏への関心は高く、握手を求める人も子どもから大人まで幅広い年齢層だった。
朝の駅立ちを終えて高島氏は「気持ちを伝えたい一心だった、地道に一人ひとりの目を見ながらあいさつを行なった。あいさつを返されたときはとても嬉しかった」と感想を述べた。さらに高島氏は「今日やっとこの場に立てた、出遅れているとは思うが、これからは誰よりも早く走り、追いつき、追い越して逆転していきたい」とこれからの抱負を力強く語った。
高島氏は駅立ち後に記者からの質問に応じるなかで、頻繁に「覚悟」「身の丈にあった選挙」という言葉を使っていた。市長選に立候補するために退職し、退職金が選挙活動の資金源となる高島氏は、大きな決断を迫られたのだろう。だが「福岡を元気にして、不正は許さない」という想いが市長選に立候補した理由だ。これからの選挙戦、知名度と主婦層からの支持を武器にどう戦うのか、注目したい。
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