小紙の記事に対して最近「政策効果とはどんなものがあるのか?」という問合せが増えているので、ここで改めておさらいをしておこう。
1.住宅購入資金向け贈与税の非課税枠拡大
住宅資金向け非課税控除枠の利用者が3割を超える(三井不動産レジデンシャル)
住宅資金向け非課税控除枠を使う人が少なくない(野村不動産)
2.住宅ローン「フラット35の金利優遇幅拡大
借入れ時点で金利が決まる(現在1%前後の金利。控除を使えばゼロ金利に等しい
円高対策で金融緩和⇒今時点が最低とみられる
3.住宅ローン控除
借入金の1%(今年は最大50万円)を10年間所得から差し引く制度
2013年で終了
最大控除額も2013年までに年10万円ずつ減額される
その他の促進策
1.住宅エコポイント(2010年末まで2011年末までに延長)
2009年12月8日~2011年12月31日までに建築着工したもの(2010年1月28日以降に工事が完了したもの
(申請期限)
一戸建て住宅 2012年6月30日まで
共同住宅等 階数が10階以下 2012年12月31日まで
階数が11回以上 2013年12月31日まで
ポイント数 1戸当り 一律300,000ポイント
2.太陽光発電 購買価格が2倍に
従来償却20年以上⇒10年未満
採用比率 セキスイハイム 80%以上
積水ハウス 60%以上
山根木材 建売分譲住宅にも採用
中でも、住宅購入資金向け非課税枠の拡大と住宅ローン減税の効果が絶大だ。住宅購入資金向け贈与税の非課税枠拡大については、今年の年末までの着工分については1,500万円まで非課税になる。
孫子の代にはまともに年金が支給されるかどうか不明だ。だからこの非課税枠を使って孫のマンション購入を手助けしようという高齢者が結構多いのだ...(⇒つづきを読む)
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