9日(土)の18時から始まる弊社主催、道州制国民協議会共催の「福岡市長選立候補予定者による福岡のまちづくりを考える公開討論会」において、新たな試みが行なわれる。
それが、動画共有サービス「USTREAM(ユーストリーム)」による、インターネット上の生中継。6日、先着応募締切のメイン会場は満席となったが、さらに幅広く公開する運びとなった。サテライト会場を設け、「USTREAM」と「ツイッター」を活用する企画『福岡市長選なう!』が実施されるのである。
同企画は、福岡市中央区清川にあるバー「TAO CAFE(タオ カフェ)」で開催される。サテライト会場となる同店では、メイン会場から中継される公開討論会の模様を観ながら、打ち解けた雰囲気のなか、参加者同士で意見交換をすることができる。
実況は、福岡ビジネス・クリエイティブ道場主宰の小田携氏。解説は、元・松下政経塾生で現在「TAO CAFE」オーナーという異色の経歴を持つ(有)トータル・アジアン・オーガナイゼイション代表取締役社長・林田暢明氏が務める。さらに司会を福岡ツイッター界のアイドル、河野忍さんが担当することが急きょ決定。これまで政治に関心がなかったという人でも気軽に参加できる布陣だ。
主催者の小田氏からは「市長選に関心のない方こそ、ぜひお越しください」とのメッセージが寄せられた。同企画の目的には、20代や30代といった若い世代が関心をもつネットメディアで、福岡市政への関心を高め、前回(2006年)42.57%だった投票率を上げるという目的もある。そして、サテライト会場の「TAO CAFE」の様子がメイン会場にも映し出されるなど、討論会の内容に広がりを持たせる企画も実施する予定だ。
サテライト会場の参加定員は最大80名。会費1,500円で、軽食と1ドリンクがつく。また、17時30分から始まる同会場では、公開討論会が始まるまでの間、交流会も予定されており、人脈を広げる場も提供される。
福岡市長選に伴う公開討論会では、福岡初の最新メディアを駆使した本格的ネット中継企画となる「福岡市長選なう!」。近い将来、訪れるであろう、インターネットを利用した選挙のかたちを感じとることができるかもしれない。
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・イベント告知「福岡市長選なう!」
・福岡市長選に伴う公開討論会(案内)
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