８日、ジェイエムテクノロジー(株)（本社：福岡市博多区、植木 一夫会長兼社長）は11年２月期 第２四半期 決算（連結）を発表した。
　当第２四半期の売上高は前年同期比3.5％増の15億8,806万4,000円、経常利益は同比80.3％増の3,485万7,000円、四半期純利益は同比1,288.4％増の1,784万7,000円となった。
　IT事業における製品開発に対する補助金収入などがあったとしている。

　IT事業については、ITインフラの構築・設計支援、業務系を中心としたWeb系システムの開発などの分野を中心に、既存の顧客との取引拡大に注力したものの、景気の先行き不透明感による顧客の情報化投資の縮小や大型案件の終了などの影響により、売上高は前年同期比19.8％減の10億3,494万2,000円、営業利益は同比25.8％減の7,066万円となった。

　半導体事業については、引き続きアプライドマテリアルズジャパン(株)からの受注の確保を図るとともに、国内半導体メーカーからの直受け業務の拡大や部品販売などの強化に注力し、売上高は前年同期比126.1％増の５億5,312万1,000円、営業利益は同比118.0％増の7,483万3,000円となった。

　同時に４月15日に公表していた業績予想を、以下の通りに修正すると発表している。
　修正の理由について、11年２月期 第２四半期累計期間の業績については厳しい事業環境に加え、海外事業や子会社吸収合併の準備などに伴なう経費の増加が発生したものの、積極的な受注活動により売上を確保するとともに各種経費の削減・見直しに努めた結果、連結、個別とも当初の予想を上回る見通しとなったとしている。
　なお、通期の業績予想については、連結・個別とも変更はない。

◇11年２月期 第２四半期（累計）連結業績予想数値の修正
　 （10年３月１日～８月31日）

【売上高】
　前回発表予想：15億1,000万円
　今回修正予想：15億8,800万円
　増減額：7,800万円

【営業利益】
　前回発表予想：1,300万円
　今回修正予想：2,600万円
　増減額：1,300万円

【経常利益】
　前回発表予想：2,500万円
　今回修正予想：3,400万円
　増減額：900万円

【四半期純利益】
　前回発表予想：1,200万円
　今回修正予想：1,700万円
　増減額：500万円

◇11年２月期 第２四半期（累計）個別業績予想数値の修正
　 （10年３月１日～８月31日)

【売上高】
　前回発表予想：14億3,700万円
　今回修正予想：15億2,500万円
　増減額：8,800万円

【営業利益】
　前回発表予想：900万円
　今回修正予想：3,000万円
　増減額：2,100万円

【経常利益】
　前回発表予想：2,200万円
　今回修正予想：4,200万円
　増減額：2,000万円

【四半期純利益】
　前回発表予想：800万円
　今回修正予想：1,600万円
　増減額：800万円

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