全国中小企業団体中央会は、「ものづくり分野の人材育成・確保事業【第2次募集】(ものづくり担い手育成事業)」の公募を10月5日(火)より行なっている。
我が国の国際競争力は、ものづくりに負うところが大きく、さらにその基盤は優れた技術を持つ中小企業によって支えられている部分が大きい。ものづくり基盤技術(鋳造、鍛造、金型、めっきなど)のレベルの高さが、最終製品における高い性能の維持に繋がっている。
しかしながら、中小企業においては人材、時間、資金などの経営資源の不足により、自社内で十分な人材育成を行なう余裕がなく、加えて人口減少社会の到来、若年者のものづくり離れなどが進む中で、熟練技能者の持つ技術やノウハウ、職人の技を次世代に継承するための抜本的な人材育成が喫緊の課題となっている。さらに、失業者などの雇用確保が大きな社会的課題となっており、このための技術研修なども併せて実施していくことが必要となっている。
こうした状況を鑑み、全国中小企業団体中央会では、地域の産業団体や業種別団体などとの連携により実施する、中小企業のものづくりの担い手や担い手になりうる者を対象とした教育・研修などに対する補助を行なう。
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