NGO福岡ネットワーク（FUNN）は、今年で12回目となる開発教育講座「NGOカレッジ」を11月13日（土）、20日（土）、27日（土）の３回に分けて開催する。

　今なお世界では、この瞬間にも貧困、飢餓、紛争、難民、食料危機、環境問題で、多くの人々が苦しみ悲しんでいる。NGOカレッジでは、これら世界の諸問題について学び、何か行動に移したいという人を対象に講座を開催している。　
　１回目は、「貧困の裏側～生きることの光と闇～」と題して、メディアに取り上げられていない人々の苦しみなどについての講座を行なう。
　講師は、作家である石井光太氏。ファシリテーターには、九州大学大学院 統合新領域学府 特任准教授である加留部貴行氏を迎える。

　２回目は、「地球とお金の不平等」と題して、温暖化やエネルギー問題、ごみ問題などのさまざまな環境問題についての講座を行なう。
　講師は、国際青年環境NGO A SEED JAPAN 事務局長である三本裕子氏。

　３回目は、「ふみだせ！現場の第一歩～情熱オヤジのちょっといい話～」と題して、30歳で高校教師を辞め、現在は国際緊急援助隊医療チームの医療調整員として国際協力活動を続けている小田哲也氏を講師に招く。また、講座の後半には、NGOでの活動を体験できる「お試しNGO2010"ボラタン"」（※）のマッチングの時間も設けている。
（※ "ボラタン"とは、ボランティアより濃い日々を体験することを目的に、より深くNGOについて学び、スタッフと一緒に仕事をし、団体の様々な活動に参加するプログラムである。参加条件などの詳細は、下記の関連リンクを参照。）

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