禁煙飲み薬の販売戦略を評価する医師を報じたが、実際の効果はどうなのか。現在治療中の患者のコメントを得た。50代男性Aさんは1日2~3箱を吸っていた。ヘビースモーカーの部類に入るだろう。1ヵ月ほど前から禁煙に挑戦。家族を含め周囲に禁煙を宣言したため意地を貼り通したための苦しさは想像を絶した。実際に治療前の検査では医師から依存度が最も高い数値が出たことを指摘されたという。ところがその後心境に変化が表れ衰退には変わらないが以前ほどではなくなったという。挑戦を始めて1ヵ月あまりAさんの禁煙はまだ続いている。すべての治療費は2万数千円と聞いているが、「かつての1か月の煙草代で完全に禁煙できるのであれば費用対効果は計り知れない」と途上ながら喜びを隠さない。もうひとり、3月ごろから始めた30代男性のBさんはほぼ成功。たばこがおいしいと思わなくなったという。話題の禁煙飲み薬の実力は確かなようだ。
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