9日夜、弊社主催で福岡市長選・立候補予定者による公開討論会およびインターネットによる生中継が行なわれた。
討論会のパネリストは、元福岡市議会議員・荒木龍昇氏(58)、西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)、元福岡市教育長・植木とみ子氏(61)、元予備校講師・飯野健二氏(49)の4人(50音順)。進行役は(株)地域マーケティング研究所・代表取締役の吉田潔氏が務めた。
討論テーマは、福岡の都市計画に焦点をしぼり、「アイランドシティ(人工島)の現状」「子ども病院について」「地下鉄の延伸」「高齢化に備えたまちづくり」など。
テーマごとに市民からパネリストへの質疑応答も行なわれた。質問は会場にいた市民だけでなく、別会場のバー「TAO CAFE(タオカフェ)」(中央区清川)で、動画共有サイト「USTREAM(ユーストリーム)」を通じて視聴していた市民からも行なわれた。
また、メイン会場のスクリーンには、視聴者が感想や質問をコメントする簡易ブログ「ツイッター」が公開され、それに見入る参加者、携帯電話を操作し、自らコメントを発信するなど、さまざまな反応があった。
メイン会場で傍聴していた東区在住・不動産会社勤務の50代男性からは「すべての立候補予定者が参加していないのは少し残念だが、取り組み自体は面白かった。新しいビジネスモデルになるのではないか」と感想を述べた。
なお、討論会の様子は関連サイトで視聴できる。今回参加した4人の立候補予定者の政策や政治姿勢などを比較検討する参考としていただきたい。
【行政取材班】
▼関連サイト
福岡市長選2010「福岡のまちづくりを考える討論会」
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