12日、経済産業省は、11日に福岡県内の商業施設内にある惣菜販売店の厨房内で、業務用フライヤーを使用中に一酸化炭素中毒事故が起きたと発表した。この事故で、厨房にいた従業員4名のうち、1名が作業中に体調の不調を訴え、病院で検査したところ軽い一酸化炭素中毒の可能性が高いと診断された。
同省は、事故原因について現在調査中。ただし、同施設で使用していたフライヤーから発生した一酸化炭素を含む排気で一酸化炭素中毒に至った可能性があるとしている。
この事故を受け同省は、日頃からガス機器やガス設備の点検・手入れをし、ガス機器の使用中は必ず換気扇を回すように注意を呼びかけている。また、「不完全燃焼警報機能付きガス漏れ警報器」の設置を勧めている。
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