13日、(株)ダイヨシトラスト(本社:福岡市博多区、大穂 義弘社長)は10年8月期 決算を発表した。
当連結会計年度の売上高は前年同期比25.3%減の31億1,699万5,000円、経常利益は同比17.2%減の2億6,895万8,000円、当期純利益は同比41.6%増の1億3,986万7,000円となった。
不動産市況の動向を見据え、新築マンションの開発を控えたことから不動産販売事業の売上高が大幅に減少し、業績に影響を与えたとしている。
パーキング事業の売上高は前年同期比1.9%増の25億9,953万3,000円、営業利益は同比26.2%増の4億194万8,000円となった。
当連結会計年度末の駐車場数は物件数で前年同期比3.7%増の648カ所、設置台数で同比4.5%増の6,217台となった。
費用面については、駐車場機器のリース期間満了に伴いリース料が減少したことや、新規駐車場の賃貸借契約に係る仲介手数料が減少したことなどもあり、売上原価率は大幅に低減されたとしている。
不動産賃貸事業の売上高は前年同期比3.2%増の3億1,348万円、営業利益は同比1.8%増の1億2,539万6,000円となった。
09年7月の新築テナントビル竣工および内装工事に伴う減価償却費の増加や人員増による人件費の増加があったものの、営業力の強化や一部フリーレントを採用するなど、テナント・オフィスビルの空室対策を実施した結果、契約件数は増加したとしている。
不動産販売事業の売上高は前年同期比91.5%減の1億1,184万4,000円、営業利益は同比79.6%減の4,013万7,000円となった。
前連結会計年度末に保有していた土地の販売および再販マンション1戸、ならびに不動産仲介などの販売のみに留まったとしている。
キャビンホテル事業の売上高は9,213万6,000円(前連結会計年度は224万6,000円)、営業損失は3,771万3,000円(同5,541万3,000円の損失)となった。
利用者数は堅調に推移したものの、低価格料金での販売や広告宣伝活動を積極的に展開したため上記のような結果になったとしている。
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