13日、(株)リンガーハット(福岡本社:福岡市博多区、東京本社:東京都大田区、米濱 和英会長兼社長)は11年2月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比5.5%増の168億3,000万円、経常利益は同比167.9%増の5億8,600万円、四半期純利益は同比205.4%増の4億4,500万円と、大幅な増収増益となった。
長崎ちゃんぽん事業の売上高は前年同期比9.2%増の119億1,800万円、営業利益は同比171.6%増の6億400万円となった。
ロードサイド型店舗では新たにドライブルー方式の販売を導入、ビルイン型店舗では「東京流ちゃんぽん」を復活、ショッピングセンター内のフードコート型店舗では6種類のフレッシュフルーツが選べる手作り杏仁豆腐「長崎あんにん」や点心類の販売を開始するなど、立地特性に応じた施策や積極的な商品展開を行なったことで大幅な増収増益となったとしている。
店舗展開については東北、北海道への初出店を含め計20店舗(うち直営16店舗、フランチャイズ4店舖)を新規出店し、当2四半期連結会計期間末の店舖数は466店舖(うち直営361店舗、フランチャイズ105店舖)となった。
とんかつ事業の売上高は前年同期比4.0%減の46億4,800万円、営業利益は同比14.2%減の4億円となった。
売上高については5月に宮崎県で発生した口蹄疫による風評被害や猛暑の影響が大きく、また損益面では仕入単価低減や内製化による原価低減および人件費などの経費管理の徹底を行なったものの減収減益となった。
店舗展開については新規出店が計2店舗(うち直営1店舗、フランチャイズ1店舖)、閉鎖が1店舖で当2四半期連結会計期間末の店舖数は111店舖(うち直営91店舗、フランチャイズ20店舖)となった。
和食事業の売上高は前年同期比8.3%増の1億900万円、営業利益は72万円(前年同期は営業損失1,200万円)となった。
『長崎卓袱浜勝』において、昨今の坂本龍馬人気による観光客増加の影響もあり、増収増益となった。
設備メンテナンス事業の売上高は前年同期比47.3%増の8億9,500万円、営業利益は同比156.0%増の5,800万円となった。
同グループ内の直営店舖およびフランチャイズ店舖の設備メンテナンスに係る工事受注や機器保全等が主な事業で、グループ内のメンテナンス工事の増加により、増収増益となった。
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