13日、山口フィナンシャルグループの山口銀行本店に日銀の考査が入った。
以下の2点を主要テーマとして考査が予定されている。
1.北九州銀行設立の是非
(1)時代の流れに逆行するのではないか。北九州銀行を設立するに至った真の経緯。
(2)山口銀行の収益源である北九州を分離することによる山口銀行の収益動向。
(3)九州の山口銀行取引先が北九州銀行へ取引移管することへの影響。
(4)北九州銀行設立に伴う収益源を、山口銀行取引先に負担(山口県内の取引先は高い金利の融資)させている実態。つまり北九州での低利金利競争のために、山口県内の貸出金利が高いとの取引先の実態調査。
2.子会社ワイエム証券(山口FG60%、東海東京証券株式会社40%)において、何故、東海東京証券の出資比率が40%で、その営業収益を40%を渡す理由。
【データマックス特別取材班】
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