投開票日(11月14日)まで残り1カ月―。31日の告示へ向けて勢いをつけるべく、福岡市初の女性市長を目指す元市教育長・植木とみ子氏(61)の好感度アップ作戦が展開された。14日昼、福岡国際ホール(福岡市中央区)で、植木氏支持者の企画による集会が行なわれ、会場には800名を超える参加があり、立見が出るほどの盛況ぶりを見せた。
企画した植木氏の友人によると、同集会の目的は、「元大学教授、元市幹部という経歴ではなく、親しみのもてる人物としての彼女(植木氏)を知ってもらう」こと。集会は、サラリーマンでも参加しやすいお昼休みの時間帯に開催。直前まで、複数の支持者が天神の街頭で通行人に参加を呼びかけていた。
集会では、まず冒頭に植木氏の生い立ちや職歴など、スクリーンに写真を映し出しながら紹介。その後、植木氏が壇上に上がり、立候補の動機、選挙公約、市政への熱意について熱弁した。
植木氏は現職・吉田市長について「(福岡市への)愛着が感じられないとしたうえで「プロじゃないと市は動かせない」と、自らの行政実績を協調。「進藤、桑原、山崎に続く、"福岡の本流"として(市政を)正道に戻したい」「役所の壁を破るが、約束は破りません」と強く訴えた。
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