15日、(株)安川電機(本社:北九州市八幡西区、津田 純嗣社長)は11年3月期 第2四半期 決算(連結)を発表した。
当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比41.8%増の1,394億6,400万円、経常利益34億7,800万円(同比115億7,700万円増)、四半期純利益17億100万円(同比79億6,300万円増)となった。
期後半の円高の急速な進行はあったものの、中国をはじめとするアジアを中心とした好調な外需および主要な国内顧客の業績回復を受け、拡大基調で推移した。
主要セグメントであるモーションコントロールおよびロボットを中心に、売上高・損益とも前年同期から大きく拡大・改善したとしている。
モーションコントロールについては、ACサーボモータ・コントローラは顧客の設備投資の再開に伴う需要の拡大に支えられ、受注は高水準となった。
インバータは省エネルギー需要と、中国をはじめとするアジアを中心としたインフラ関連需要を取り込み、受注・売上とも、堅調な状況を持続中としている。
これらの結果、売上高は前年同期比で拡大し営業損益も黒字転換となった。
ロボットについては、溶接・ハンドリングロボットなどは海外では自動車業界向けなどを中心に拡販に努め、受注が拡大した。また、液晶業界向けなどについても堅調な水準を持続したとしている。
この結果、売上高・損益とも前年同期比で拡大・改善となった。
同時に、4月20日に公表していた11年3月期の連結業績予想を下記のとおり修正すると発表している。
修正の理由について、主要セグメントにおける受注動向などを踏まえたものとしている。
◇11年3月期 通期 連結業績予想数値の修正
(10年3月21日~11年3月20日)
【売上高】
前回発表予想:2,700億円
今回修正予想:2,950億円
増減額:250億円
【営業利益】
前回発表予想:80億円
今回修正予想:125億円
増減額:45億円
【経常利益】
前回発表予想:80億円
今回修正予想:125億円
増減額:45億円
【当期純利益】
前回発表予想:40億円
今回修正予想:65億円
増減額:25億円
▼関連リンク
⇒株式会社 安川電機
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら