産学官関係者で地域活性プロジェクトのスクラムを組む「九州地域バイオクラスター推進協議会」(会長:小野友道熊本保健科学大学学長)は19日、海外クラスターとの連携構築のため、フランス食品産業クラスター「F2Cイノベーションフレンチフードクラスター(以下、F2C)」との交流に関するMOU(覚書)を締結する。
同協議会関係者は「パリ国際食品見本市(SIAL2010)」に合わせてフランスを訪問、19日12時30分(日本時間19時30分)よりパリ市内のリュクサンブール宮殿において、F2Cを構成するAgrimip Innovation(アグリミップ・イノベーション)、Valorial(ヴァロリアル)、Vitagora(ヴィタゴラ)の3つのクラスターとのMOU締結式及び関係者との意見交換等を行なう予定。
今回のMOU締結は、協議会としてはもちろんのこと、九州のクラスター(環境・半導体・バイオ)としても初めての欧州地域とのMOU締結となる。
フランスは日本の健康で安全な食に対する関心が高いうえ、「海外展開を図る九州のバイオ・食品企業にとっても魅力的な市場で、F2Cが有する優れた技術はパートナーとしても有望」(同協議会)とし、今後は交流の深化・拡大が期待されると分析している。今後、両地域における食品・バイオ分野の新産業創出・投資活発化に資する産学官の協力・交流(企業・大学・研究者間、知的財産など)に取り組んでいく。
<本件への問い合わせ先>
九州経済産業局 地域経済部 製造産業課
担当:秋本参事官、中牟田、金山
TEL:092-482-5443
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