20日、総合メディカル(株)(本社:福岡市博多区、金納 健太郎社長)は、ストックオプションとして発行した新株予約権を無償で取得し、消却すると発表した。取得・消却日は10月29日。
今回消却されるのは、08年11月5日にストックオプションとして新株予約権を発行し、取締役および従業員に対して割り当てていたもの。
新株予約権に関して、同社と割当対象者との間で締結された新株予約権割当契約書において第33期(11年3月期)に確定した連結損益計算書にて連結経常利益が45億円以上となったことが行使条件として定められており、一方で第33期の連結経常利益は過去最高益となる38億円を予想しているものの、上記行使条件を充足することは困難な見込みのため、割当対象者の同意のもと新株予約権を無償で取得し、消却するとしている。
なお11年3月期において、特別利益に新株予約権戻入益1億2,200万円を計上するとしている。
<取得および消却の対象となる新株予約権の概要>
[新株予約権の名称]
総合メディカル(株) 新株予約権証券(登記上の名称:第2回新株予約権)
[新株予約権の総数]
3,000個(1個当たりの目的となる株式の数は100株)
[新株予約権の目的となる株式の種類]
普通株式
[新株予約権の目的となる株式の数]
300,000株
[新株予約権の払込金額]
無償
[新株予約権の行使価額]
2,967円
[新株予約権の割当日]
08年11月5日
[新株予約権の行使期間]
11年4月1日~12年3月31日
[新株予約権の割当対象者、人数、割り当てられる新株予約権の数]
同社取締役 5名 1,120個
同社部長職相当以上の従業員 77名 1,880個
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