22日、(株)ミスターマックス（本社：福岡市東区、平野 能章社長）は11年３月期 第２四半期 決算（非連結）を発表した。
　当第２四半期累計期間の売上高は511億2,300万円、経常利益は２億6,800万円、四半期純損失は２億2,300万円となった。
　資産除去債務に関する会計基準適用により、第１四半期会計期間に特別損失３億500万円を計上している。

　売上高の主な増減要因については、第１四半期会計期間より、商品が顧客に販売されると同時に商品の仕入が発生するいわゆる消化仕入と呼ばれる取引について、従来、売上高および売上原価を総額で計上していたところを、売上高と売上原価を相殺して純額にて売上高を計上する方法に変更したため。これにより前第２四半期と比べて、第２四半期累計期間の売上高および売上原価は20億4,300万円減少している。
　従来の計上方法で売上高を計上した場合の当第２四半期累計期間の営業収益は、前期中に開店した３店舗および当第２四半期に開店した１店舗の新店効果もあり、前年同期比3.2％増の531億6,700万円となっている。
　商品部門別では酒類や菓子などの食品の売上が好調だったほか、梅雨明け後の記録的な猛暑の影響を受け、エアコンなど季節家電や衣類用洗剤などが大きく売上を伸ばした。

　経費（販売費および一般管理費）の主な増減要因については、物流費や広告宣伝費などを削減する一方、人件費など新店に伴う経費が増加したためとしている。

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