先日、筆者の生命保険を保険外交の女性にお願いしようとしている旨を知合いに話したところ、外資系の男性セールスマンを半ば強引に紹介された。色々な視点から筆者の検討している商品の問題点を指摘してもらい、大変参考になった。しかし、何点か気になり、複数の生命保険会社に相談してみたところ、非常に興味深い点が多々わかった。
まず、保険加入者によって保険料が大きく違うのだ。家族全員の見積もりをとったので、特定の保険会社が全年齢で安いということはなかったが、タバコを吸う人やゴールド免許保有者などで大幅に保険料が異なるようだ。ライフネット生命の登場で、気づいてはいたのだが、まさかこれほど保険料に差がでるとは。さらに、各保険会社で、「必要保障額」も大幅に違うのだ。
A社...14,000万円、B社...10,000万円、C社...8,500万円、何を信じればいいのだろうか。よく調べてみると、世帯加入率がほぼ90%の日本は、世界で一番生命保険好きと言われているようだ。保険会社の収入保険料合計でも、人口が2倍以上多いアメリカにはやや及ばないものの、実額で堂々の世界第2位である。どうりで外資系生命保険会社が日本で開業するハズである。
そういえば、子供が生まれたら「子供保険」、就職したら「生命保険」、何はなくとも「医療保険」や「ガン保険」など、当然のように加入してきたが、どうやら怪しい気配が漂ってきた。そして私が勤めている中小企業でも、どうやら高額の生命保険に加入しているとのこと。もしかして、法人についても個人と同様怪しいのではと考えられる。
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